新たな技術を活用した介護ロボットは、介護スタッフの身体的負担の軽減や業務の効率化など、介護スタッフが継続して就労する為の環境整備として、有効性が期待されている一方で、価格が高額などの課題もあります。
そこで、神奈川県は課題解決の為、「神奈川県地域医療介護総合確保基金(介護分)」を活用して、県内の介護サービス事業所等を対象に、移乗支援(装着型・非装着型)ロボット、入浴支援ロボットを導入する際に1台あたり最大100万円の補助金を交付し、それ以外のロボットを導入する際も1台あたり最大30万円の補助金を交付します。
また、令和3年4月1日以降に新型コロナウイルス対策で業務改善の利用を目的に導入したロボットも申請対象に入ります。さらに、見守り機器導入に伴う通信環境整備の費用は、1施設あたり最大750万円の補助金を交付し、更なる普及の加速化を目指します。
なお、「介護ロボット導入支援事業」は、神奈川県から公益社団法人かながわ福祉サービス振興会が受託しております。